大会会長 大島 光人

新型コロナウィルスにより世界の状況が一変され、早二年が経ちます。
あまりにも大きな変化により仕事においても私生活においても、幾度となく絶望を感じる場面があったのではないでしょうか。
数知れず失われた希望や夢、この二年間で私達の心の火を弱めるには十分すぎるほどの災害であったことは事実だと感じています。
ですが、止まない雨はありません。私達の情熱が完全に消えることはありません。トンネルの出口はもうすぐ目の前にあると信じています。
私達が今するべきことは、もう一度高くジャンプするために「力を蓄えること」そしてジャンプした先にある「新たなゴールを描くこと」に他なりません。
私は今年度のスローガンに「ALL IS WELL〜きっとうまくいく〜」を掲げさせていただきました。
必死にもがきながらも、未来を信じて歩き続けたこの2年間も、幸せなことだと私は思っています。
一日として無駄な日はなかったはずだからです。
どんな状況でも合言葉のように「きっとうまくいく」と皆で信じ合い、一歩ずつ力を蓄えるのです。
その先にある希望に溢れたゴールへ高くジャンプするために。
2022年度はこの廿日市の地において50年に一度と言われる「中国ブロック大会」の開催が予定されています。
関わっていただくすべての方々に元気と活力をお届けすることをここに約束します。
アフターコロナの先駆けとして、また廿日市の未来のために、今一度心の火をくべられるよう青年部一同尽力していく所存です。
結びに、日頃から多大なるお力添えをいただいております関係各位の方々に、青年部一同、心より感謝申し上げます。
当単会、廿日市商工会議所青年部が青年経済人として日々活動できているのは、紛れもなく皆様のお陰です。
我々の活動をもって地域貢献という恩返しができるよう精進して参りますので、今後とも、変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
大会実行委員長 上野 克也

日本商工会議所青年部「第40回中国ブロック大会廿日市大会」の開催にあたり、一言ご挨拶を申しあげます。
新型コロナウィルスの影響がここまで長引くことは、誰も想像できなかったのではないでしょうか。
困難な状況の中でも、活路を見出すべく事業の転換を行っている事業所もあれば、既存の事業に取り組んでいる事業所もあります。
青年経済人として様々な決断をしていかなければなりませんが、今までの「普通」「常識」が通用しなくなり、変化を求められる時代となっています。
各地で行われているブロック大会もそうです。
今までは現地に参加をするのが当たり前でしたが、ハイブリット開催や完全オンラインなど、新しい形での開催を余儀なくされています。
しかし、各開催地の商工会議所青年部会員は、変化を恐れず柔軟に対応しながら、この状況の中でも「今の自分たちにできること」に全力を尽くし、責務を全うされていました。
その歴史を、想いを受け継ぎ、どんな状況であろうと、唯一無二の廿日市大会を盛大に開催することを誓います。
皆さんを「オール廿日市」でお迎えし、心から楽しんでもらえる大会になりますよう頑張りますので、宜しくお願い致します。
令和4年度中国ブロック商工会議所青年部連合会 会長 澁谷 彰範

日本商工会議所青年部 第40回中国ブロック大会廿日市大会を開催させて頂くにあたり、ご挨拶申し上げます。
本大会の開催地であります廿日市市(はつかいちし)は広島県西部に位置した人口12万人の都市で、瀬戸内海、西中国山地に面した風光明媚な都市となっています。
日本三景である「厳島(安芸の宮島)」がとくに有名で、同島の厳島神社は世界遺産にも登録されております。宮島の最高峰・弥山 山頂から望む瀬戸内海の多島美も人気があり、毎年元旦未明には初日の出を目指す人で込み合います。
この地を愛した伊藤博文は「日本三景の真価は弥山頂上からの眺望にあり」と絶賛されました。
大同元年(806年)に弘法大師空海が弥山を開基して以来、1200年余りの歴史を紡いでいます。また、弘法大師空海が護摩行の際に灯した炎を「空海・消えずの火」として1200年の時を超えて護り続けています。
本大会のテーマは「唯一無二~つなげ1200年の灯火」とさせていただいております。本単会開催にあたり、廿日市のメンバーで廿日市が皆様に誇れるものは何か、皆様に廿日市に来て何を学び、何を感じていただきたいか。という事を熟考しました。その中で廿日市にあるもの、体験すべてが唯一無二ではないかとの結論に至り、このスローガンといたしました。
これまでのYEG諸先輩方が継いできた歴史を紡ぎ、繋げていく事が我々の使命として全力で本大会と向き合い、我々ができる最大限の設えをしていきます。
本大会に参加してくださいます皆様に、我々の愛する郷土をご紹介させていただけることを大変光栄に感じていますと共に、お会いできることを心より感謝いたします